AImusiC

ふるさと風駅

■はっつけ野郎■踏切渡れば川流れ■函と煙突とレモンティー■ふるさと風駅

作詞/オーディオ編集:K.SichiRi


●はっつけ野郎★Funk




タッ、タッ、タッ、タッ……
月が邪魔すりゃ 群雲を
引っ張り出して丸めこむ
星は降るほど光ってろ
小判の光と競わせろ
素っ破の逃げ道 飾ってろ
大名屋敷の屋根のうえ
盗みの業が 花ひらく


タッ、タッ、タッ、タッ……
風はほどよく吹くがいい
足音、手立てを 消しちまえ
新品さらの草履をふところに
洗いざらしの木綿足袋
小鉤こはぜがかかとを引き締める
御金蔵おかねぐらから抜け出せば
行く手 晦ます 闇の底


タッ、タッ、タッ、タッ……
噂ばかりがふくらんで
次郎吉なんて名もついた
おもしろがられちゃいるけれど
ねずみじゃねえやな そらの鳶
親きょうだいと縁切って
小塚原こづかっぱらの 仕置き場じゃ
はっつけ野郎の定七さ

動画:FC2動画YouTube

●踏切渡れば川流れ★Ballad



風子は風の子を連れて
林を森を走っていった
昔なじみの漬物屋
味噌醤油の香を嗅いで
踏切渡れば 川流れ
橋のたもとの待ち合わせ
雨氏の姿を探して唸る
「だまされたかもしれぬ」と
子を抱いた

雨氏は雨の子を連れて
乾いた町を流れていった
時代がかった染物屋
日よけの裾をちょい濡らし
角を曲がれば 川流れ
橋のたもとで待ちわびた
風子が雨氏の上着をつまみ
「おそかったじゃないのさ」と
泣き笑い

雨氏は雨の子を連れて
風子は風の子を連れてきた
使い古しのエゴイズム
ふたりで分けて まっしぐら
かぜあめ夫婦 絡み合い
町はたちまち荒れ模様
猫も杓子も川流れ
「願ったりかなったりの
嵐だね」

あとは野となれ山となれ
嵐で乾杯 夫婦、子連れで 乾杯!
あとは野となれ山となれ
嵐で乾杯 嵐で乾杯 
カンパーイ!

動画:FC2動画YouTube

●函と煙突とレモンティー★Funk



函をつくる 函をつくろう
ほんの気持だけの函をつくる
気持だけだといいながら
釘はあまりに長すぎて
ボードの一生 つきぬける
むなしさが深まる函の底
忍び笑いでゆるむ釘
さきを争い 錆びる釘
底抜けの 馬鹿が愛しいよ

函をかさね 函をくずして
息がつまりそうな街を見てる
空に向かって吼えている
なににいらつき むかつくか
あの煙突の すまし顔
誘惑の香りもただよって 
天使と悪魔が ささやくよ
へたれ檻だぜ あの函は
「愛してる」「きらい」 だましうち
 
函をこわす 函をこわして
釘をぬかれ ただのボードにもどる
ボードがボードに背なか向け
合わせ鏡に挟まれて
シュールなわたしがならび立つ
これ以上 がんばらなくていい
こころ鎮めて 飲みほそう
熱い未来はレモンティー
角砂糖 ひとつ 入れてね

ハッ、ハッ、ハッ
だれかの頭が溶けてく レモンティー
ハッ、ハッ、ハッ
だれかの頭が溶けていく レモンティー
ハッ、ハッ、ハッ

動画:FC2動画YouTube

●ふるさと風駅★Pops






きみよ……
季節の風向きに 素直でいなよ
素肌で感じ 耳をすまして
微笑みを絶やさず暮らせ
ああ 泣きたくなったら帰ってこいよ
ふるさと風駅 ふるさと風駅
風が呼ぶ声 聴きながら


きみよ……
世間の風向きを 気にしすぎるな
行く手をしめす 星に倣って
ささやかな光でいいさ
ああ だれかの心の明りになれよ
ふるさと風駅 ふるさと風駅
風をくぐって 生きてゆけ


きみよ……
時代の風向きに 逆らうときも
地に足つけて 花と咲きなよ
派手さなど求めないでさ
ああ 泣きたくなったら帰ってこいよ
ふるさと風駅 ふるさと風駅
風と帰ってくる町へ

動画:FC2動画YouTube