Next

 

鰐組総目次 1 1978-1995

 

 

最終更新 2024年5月11日


注:表示は必ずしも掲載順ではなく、原則的に各号の目次どおりです。

1978

1月 1

●随筆 八木忠栄「弘前三十六時間・濡れて津軽いつまでもしぶけ」

●詩集評 根本明「戦争、それは一人の時間の長さにおいてかく鎮魂された―鳴海英吉『ナホトカ終結地にて』を読んで」

●詩誌評 直井和夫「うたいはじめる…… 『覚醒期』創刊号を読んで


5月 2

●訳詩 グレゴリー・コーソ「三年後のニューヨーク第二夜」「32歳の誕生日の夜に書く」訳・経田佑介

●詩 中上哲夫「日録のように」

●コラム ワニ事典 鰐の涙(中上哲夫)

●エッセイ 奥成達「古沢良治郎賛江」

●詩誌評 天野茂典「もっと光を!」

●詩集評 吉田文憲「読者を幽閉する作品空間」

仲山清「つかず離れずの位置は可能か」(白井恵子『ゆうなるかぁん』)

吉田義昭「眼の傷をひらいたままで」(石井真也子『三月末のカノン』)

高木秋尾「熟(こな)れた批評眼」(保科ちづる『眼の旅』)

斎藤正敏「卑小意識を磨ぐ」(石井藤雄『雑草のうた』

★表紙イラスト:麻生直子

 

1979

7月 3

●詩 荒川洋治「さみしい鰐のめぐすり」 中上哲夫「投じないでくれ、ガソリンに火を」 麻生直子「午後の履歴」 弓田弓子「三角」 直井和夫「わが冬」 小林尹夫「棲息10」 立木早「ぼくの家」 

●詩集評 吉田義昭「泣く演技 笑う演技 しゃべる演技」(相場きぬ子『笑い鶏』)

 村島正浩「<生>のかたち」(仲山清『飛行の構造』)

 佐藤文夫「ビリー・ザ・キッドの五月」(直井和夫『あるくうた』)

 山中真知子「哀しく在ること」「堤美代『石けんを買いました』」

●短篇 仲山清「水餓鬼」★表紙イラスト:麻生直子

 

8月 4

●詩 相場きぬ子「バナナフィッシュでいっぱいの部屋」 石井真也子「暑い道路のどぶねずみ」 岡田幸文「真直ぐ 海へ」 奥成達「日録」 河野明子「弓・矢」 弓田弓子「おちる」 白井恵子「夏」 富沢智「風の印象」 直井和夫「野ねずみのうた」 中上哲夫「Toothed Vagina」 清水節郎「無名絵師の憂鬱」 仲山清「C夫人の冒険」 根本明「跛行の日」 淵上熊太郎「ね」「通信社の妄想」

●コラム 鰐事典 アリゲーターとクロコダイルとガビアル(中上哲夫)

 

11月 5

●詩 山中真知子「男ともだち」

●詩集評 弓田弓子「無限大に冷えた抒情」(品田悦一郎『頭足類の都市』)★表紙絵:作者不詳

 

12月 6

●特集 唄う現代詩 吉原幸子 諏訪優 中上哲夫 八木忠栄 佐藤文夫 天野茂典 淵上熊太郎 赤木三郎 三田洋 仲山清 辛鐘生(作曲/歌 辛鐘生)

 

1980

2月 7

●詩 八木忠栄「星の踏切にて」 石井真也子「海女」 淵上熊太郎「お前に」 布施千津子「子供が小さなる」 相場きぬ子「眠り箱」

●短篇 仲山清「雪よ、幻想のカルシウム」(51枚)

 

5月 8

●詩 中上哲夫「伊香保温泉で魂を運ぶ湯船について考える」 奥成達「塔状都市にて」 山本育夫「野噛み」 保科ちずる「その晩、姉は」 武田多恵子「Bloody Cat」 仲山清「C夫人の膝をめぐる大型トレーラー」

●詩集評 泉谷明「せつないよなあ節郎」(清水節郎『カントリー・ブルース』)

 

7月 9

●詩 泉谷明「花が咲いても」 弓田弓子「類」 駒崎盤「骨の音」 直井和夫「女がひとり暗い部屋の中で朽ちてゆく花を見ている」 山中真知子「捧げる押し花の甘い香り」 武田多恵子「果樹」 仲山清「美人になりたい女の子」

●詩集評 経田佑介「長距離ランナーの不満」(中上哲夫『記憶と悲鳴』)★表紙絵:作者不詳

 

9月 10

●詩 中上哲夫「ラルストン・クリーク」 山中真知子「軋む白昼夢」 富沢智「ふるびてゆく窓」 峰岸和子「Sという街」 仲野享子「生クリームの成分」 提箸宏「草木染の女」 相場きぬ子「眠り箱」

●詩集評 南原充士「疑り深い少年の軌跡」(吉田義昭『空の透視図』)

●短篇 仲山清「駅は千億の蝉のぬけがら」

 

12月 11

●掌篇集 奥成達「壜」

●短篇 仲山清「魚座の小骨」 袴田文生「家族、その胸の痛み」

●詩集評 八木忠栄「バタン!と蓋が閉じられるまで」(相場きぬ子「眠り箱」)★表紙絵:作者不詳

 

1981

2月 12

●詩 弓田弓子「対」「発生」 山中真知子「青空よりは」 山口真理子「犬を連れた男」

●掌篇集 奥成達「壜」

●短篇 淵上熊太郎「彼女は僕に「どうぞ」といった。」 仲野享子「夏の記憶 墓場の童女 電車が通過する」 仲山清「象と逢う朝」

●詩集評 淵上熊太郎「弓田弓子詩集『らりれろる』にあれれ、これれの感想」★本文カット:麻生直子

 

4月 13

●詩 荒川洋治「鳥居」 漆畑鉄朗「外套をぬらす雨を気にして」 根本明「鳥肌立つ、凹地へと舞う」 高橋蟲人「髑髏の中の鉛の小玉」 武田多恵子「Happy Bird」 南原充士「ロンドン」

●短篇 袴田文生「板橋」 仲山清「畳屋の目、八百屋の芯」

 

6月 14

●詩 弓田弓子「巣」 相場きぬ子「夜径」 高橋蟲人「魔女」 武田多恵子「合歓」 駒崎盤「野の星」 岡田幸文「マダム・ルウは虚構に向かって」 南原充士「夏」

●短篇 奥成達「少女像」

●エッセイ 直井和夫「猫の旅それから」★目次イラスト:麻生直子

 

8月 15

●小詩集 直井和夫「水に沈んだ人」「電車の中でしゃべる人」「壺に住む人」「そこにいる人」「壁を這う人」

●詩 山中真知子「山吹色に走る蝶」 氷見敦子「兎」 峰岸和子「生成儀礼」 高橋蟲人「焼鳥屋のプロメテウス」 仲山清「竹町殺意通り」 南原充士「プールサイド」

 

10月 16

●詩 直井和夫「夢から覚める人」「本を読む人」「鏡に映る人」 氷見敦子「湖」高橋蟲人「蛤酒と階下の男」

●詩集評 《武田多恵子『呼ばれても暗い空』を読む》 甲田四郎「呼びかけと独白と」 仲山清「屠殺場に一番近い荒井が来る」

 

1982

2月 17

●詩 氷見敦子「夏の粉」 山口真里子「あいず」 高橋蟲人「突堤」 漆畑鉄朗「市谷ロック」

●短篇 鳥羽七里「帽子屋ふう」

●詩集評 阿部岩夫「君と肩を並べて」(岡田幸文『あなたと肩を並べて』)

★表紙イラスト:ながたはるみ

 

4月 18

●短篇 相場きぬ子「月光の家」 鳥羽七里「牛追い唄に虻がびっしり」

●詩集評 直井和夫「迷子の女の子」(山中真知子『どうぞあの初めのアリアを』)

★表紙イラスト:ながたはるみ

 

6月 19(編集:中上哲夫=19号〜24号)

●詩 泉谷明「晴天の日に日の丸ははためいているか」 直井和夫「三週間」 辛鐘生「Confidence(信頼)」 武田多恵子「絵葉書」 山中真知子「交差点を過ぎて」

●長篇詩 山口真里子「さらば愛しき女よ」

●短篇 中上哲夫「兄貴は導師(グールー)」 鳥羽七里「あんたの夢が煙突さ」

●詩集評 神保力「宇宙は記号の祝祭空間」(永井孝史『時は宇宙の種子なりき』)

★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

8月 20

●詩 弓田弓子「死に目」 山中真知子「墓守の家」 北山武弘「にせ金づくり」

●訳詩 リチャード・ブローティガン「ロメオとジュリエット、そのほかの詩篇」中上哲夫訳

●短篇 鳥羽七里「めくら牛頭」

●エッセイ 氷見敦子「記憶の光源」

●詩集評 根本明「動態としての散文」★表紙イラスト:福本泰子

 

10月 21

●詩 長谷川雪子「夢のつづき」 栃本泰雄「短詩四篇」 吉田義昭「斜面の上で」 山中真知子「森」 入江明「夜の息」 中上哲夫「listen!

●エッセイ 岡田幸文「夢見ることをやめて」

●短篇 直井和夫「野」 鳥羽七里「子供は雨の子」★表紙イラスト:ながたはるみ

 

12 22

●創作 森真沙子「パンティストッキングの悪夢」 相場きぬ子「平々凡々」 鳥羽七里「フリュートを吹く猫」

●詩 根本明「韓衣症」 栃本泰雄「東京の<アメリカの鱒釣り>」 山本かずこ「さき」 柏木義高「影の使者」 中上哲夫「なぜ、バーは朝からやっていないのか?」 長谷川雪子「限られた水」

●詩集評 吉田義昭「奇妙な寓話」(相場きぬ子『おいでおいで』)

●鰐組図書館 泉谷栄「田村隆一詩集●5分前」 岡田幸文「白石かずこ●砂族」 中村裕「吉川良●立ち止まっている男たち」★表紙イラスト:ながたはるみ

 

1983

3月 23

●詩 川岸則夫「あの人をミーちゃんと」 相場きぬ子「登場」 直井和夫「簡単な生活」 岩崎守秀「白い呼吸」 片桐怜「攻める」 栃本泰雄「メリー・クリスマス」 外村京子「移動」

●短篇 森真沙子「シシトウを摘む」

●詩集評 村島正浩「オーの椅子をめぐって」(弓田弓子『脳の図鑑』)

●鰐組図書館 柴洋子「山本かずこ●渡月橋まで」 経田佑介「大谷内零●ヘテン楽」 木澤豊「長谷川雪子●伝言」

●日録 中上哲夫「アメリカ日記」★表紙イラスト:府川廣和

 

5月 24

●詩 中上哲夫「終局」 岡田幸文「最後の夜」 山口真理子「ほくろ」「スキップ」 長谷川雪子「うたぐるい」 高橋蟲人「猫・鳥・オレ」 今駒泰成「首無し男はバロックを唄って」 山賀栄一「噂」

●短篇 仲山清「子飼い川 まわり道して梅へ」

●詩集評 川岸則夫「〈生の行〉の行方」(根本明『つ、突くような顔でガラス戸に』)

●鰐組図書館 淵上熊太郎「谷川俊太郎●みみをすます」 栃本泰雄「水橋普訳●リチャアド ブロティガン詩集」 柏木義高「山本かずこ●渡月橋まで」

 

6月 25

●詩 沢口信治「卵塔」 根本明「真間を渡る」 中上哲夫「一九八三年五月一六日、東京に雨が降った理由」 堪場完「ある予感」 香山洋子「催眠商法」

 

1984

2月 26

●詩 沢口信治「花絵日記」 山本かずこ「飛行場にて」 香山洋子「スーパーマーケット」 中上哲夫「ねむい冬」 仲山清「トマジュアン狩りの歌」

●詩集評 中上哲夫「風の詩人・荒川みや子」(荒川みや子『冬物語1983』) 大橋政人「その証拠は」(清水節郎『箕輪有情』)

 

4月 27

●詩 八木幹夫「床屋で」 荒川みや子「男の子のような」 相場きぬ子「菜の花畑」勘場完「夜香木」 栃本泰雄「朝」 仲山清「麻布の犬」 直井和夫「泣く」「歯」

●詩集評 阿部岩夫「新たな感性の誕生」(中上哲夫「アイオワ冬物語」

●連載エッセイ 難波保明「昭和説話」

 

6月 28

●詩 根本明「モノレールで女を送った」 望月苑巳「冬の食卓」 中上哲夫「自由詩の時間」

直井和夫「ねむい」 香山洋子「窓の海」 仲山清「月夜のつくね」 沢口信治「終焉の記」 難波保明「昭和説話@」 今駒泰成「夢軌道」 峰岸かず子「もうひとつの部屋」 八木幹夫「何語を話しているのだろう」

●連載エッセイ 難波保明「昭和説話A」

 

8月 29

●詩 嵩文彦「海辺の光景」 仲山清「水階段を泳ぐ人」 望月苑巳「サンクチュアリの娘」 峰岸かず子「行方不明」 香山洋子「鰯の降る島」 相場きぬ子「孵化」 八木幹夫「枇杷の木」 筧槇二「夕刊はまだ来ない」

●連載エッセイ 難波保明「昭和説話B」

●詩集評 中上哲夫「相原京子さんは骨太の詩人だ」(相原京子「わけ識りの色」)

 

10月 30

●詩 寺尾美智枝「眠りの底」 直井和夫「蝉が降ってくる」 仲山清「鳥より魚」 筧槇二「七月の海」 望月苑巳「飴色の市の物語」 八木幹夫「猿酒」 嵩文彦「秋の始まり」 金堀則夫「弥生の闊葉」 荒川みや子「それをフリーズのように」 岡田幸文「一九八四年夏のバラッド」

 

12月 31

●詩 根本明「からくり症」 金堀則夫「海の産卵」 富沢智「腐乱魚」 香山洋子「夜」 嵩文彦「秋の野中」 岡田幸文「執着もなく」 

●訳詩 U・A・ファンソープ「家族みんなの楽しみ」野坂政司訳

●掌編 仲山清「鍋の穴」「ナメクジの群れ」

 

1985

2月 32

●詩 荒川みや子「枯葉があれば」 嵩文彦「どんどん どんどん」 金堀則夫「水の墓石」 中上哲夫「恐竜物語」 八木幹夫「旅先で」 山本かずこ「やさしい海」 今駒泰成「濡れた信号」 弓田弓子「N女」「ニャーゴ」「カマキリ」「二〇〇〇円」「冷蔵庫」 望月苑巳「サバンナの神様」

 

33号欠番)

 

4月 34

●詩 萩原健次郎「月の汁」 嵩文彦「一人の男」 山本みち子「冬の鏡」 金堀則夫「聖なる石」 中上哲夫「透明人間 」香山洋子「雛祭り」 筧槇二「異変」 今駒泰成「浪花節」 北爪満喜「凸レンズ的な昼のバランス」

●エッセイ 鈴木寿生「ル・クレジオの「いま」」

  

6月 34U

●詩 萩原健次郎「水の舞台」「めしあくた」 金堀則夫「たとえば」 佐川亜紀「青葉のにがい頃」 嵩文彦「天のオシリは大きすぎて」 仲山清「月へ行くのもわるくない」「砂上の火」「好転しそうな人生だ」 今駒泰成「背冷えの日々」 望月苑巳「ラファエル前派をくだって」 相場きぬ子「平和」「プリン・プリン」

●エッセイ 中上哲夫「言葉が詩になるとき」 難波保明「昭和説話」

 

8月 35

●詩 中上哲夫「ぼくらが毎日乗り降りする駅の名前は」 弓田弓子「密会」「男」「古池」 山本博道「夢の柩」 嵩文彦「台所の天気」 筧槇二「百貨店の食堂で」 萩原健次郎「ソース色の夕暮」 山本みち子「やさしい習性25 巣」峰岸和子「夜虫」 八木幹夫「告別」 根本明「赤い水を浴びに」 相場きぬ子「空柄の草原」 望月苑巳「セルロイド人形の内側」★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

10月 36

●詩 鳴海英吉「廣島・地酒」 中上哲夫「カナダ・インディアンの栄養学」 嵩文彦「台所の風景」 富沢智「迷走台風」 山本博道「のちのおもいに」 岡田幸文「言葉が……」 金堀則夫「石女―その微笑」 望月苑巳「セルロイド人形の内側」(誤植訂正、再掲載) 八木幹夫「山女釣り」 萩原健次郎「のりたまン」 山本みち子「優しい習性28こおろぎ」 阿部はるみ「因果」 すみさちこ「三國」

●短篇 弓田弓子「サナキダの胸像」「足首」「ドレッサー」 仲山清「キクコさん」「ジュリーですよ」

●鰐組のおひる 泉谷明 森真沙子 中上哲夫 鳴海英吉 伊藤比呂美 石毛卓郎 荒川洋治 高階杞一 水川真★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

12月 37★表紙イラスト:Sichi-Ri

●詩 甲田四郎「腰」 阿部はるみ「失語のように」 萩原健次郎「眼中のリカ」 神尾和寿「神話キャバレー」 嵩文彦「夕焼けがほしい」 筧槇二「龍馬の風」 山本かずこ「住吉海岸」 愛敬浩一「前橋」 白井恵子「川岸を、秋」 山本博道「古本祭り」 金堀則夫「土の空観」 佐川亜紀「彗星」 勘場完「紫雲母」 武田多恵子「冬の麦」 すみさちこ「ジョーカー」

●特集ワニ・プロの新刊四詩集を読む 富沢智「必死の抒情詩」(村島正浩『見知らぬ人々の肖像』) 根本明「文体の不安」(弓田弓子『夜店』) 香山洋子「毒の発生源を見せる作品群」(弓田弓子『ザムザム』) 川岸則夫「「物ですらない何ものかとなって」(山本博道『恋唄』) 橘善男「憧れは風に揺れて一つ『恋歌』」(山本博道論)

●鰐組のおひる 吉原幸子 吉増剛造 小海永二 青木はるみ 奥成達 西岡光秋 嵩文彦 小長谷清実

 

1986

2月 38

●詩 嵩文彦「床下の国」 中上哲夫「リチャード・ブローティガンの家のドアの鍵穴の位置について」 根本明「荒涼地帯」 鳴海英吉「廣島 花々」 山本博道「徒らに花」 

仲山清「逃げろオレンジ」 萩原健次郎「眼中のリカ」 金堀則夫「無性」 山本みち子「やさしい習性 蟷螂」 

●鰐組のおひる 北川透 小柳玲子 筧槇二 一色真理 吉田文憲 瀬尾育生 三嶋典東

★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

3月 39

●詩 八木幹夫「少年時代の耳」 愛敬浩一「深谷」 嵩文彦「台所」 中上哲夫「沖」 白井恵子「かぎりの雪」 渡辺卓爾「塩の道」 武田多恵子「四月の魚」 八木ゆきの「わたしのイボ」 鳴海英吉「廣島 門徒」 山本みち子「蔵の中」 筧槇二「呑も 呑も」 立木早「たまねぎとだいこん」 山本博道「揺れる三月」 金堀則夫「ドライブ」 香山洋子「円環」 仲山清「ヘッド・ロック」「コールタール・ロマンス」 佐川亜紀「つらい夢」

●鰐組のおひる 長谷川龍生 藤富保男 松下育男 菊池敏子 鈴木ユリイカ★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

4月 40

●詩 筧槇二「アメリカ帰りの女の子」 中上哲夫「木の気持」 望月苑巳「光源氏は私語を囁く」 山本博道「夢は彼方へ」 白井恵子「ようやく春が来たので」 愛敬浩一「八重洲」 渡辺卓爾「天高く馬を刈る」 仲山清「せせら笑いの水の声」 八木幹夫「明るい記憶」 萩原健次郎「ポンのある風景」「眼中のリカ」みさきたまゑ「EXIT」 香野広一「水が飲みたい」 金堀則夫「水の造形」嵩文彦「メッセージ」

●エッセイ 奥成達「詩は論文のようにではなく、音楽として書かれねばならない…」

●鰐組のおひる 白石かずこ 林嗣夫 ねじめ正一 平田俊子 泉谷明 荒川洋治 森真沙子 上林猷夫 望月苑巳★表紙イラスト:Sichi-Ri

 

5月 41

●詩 相場きぬ子「ぶんぶん情事」「木陰のワルツ」 みさきたまゑ「友引きではない」 香野広一「喪主」 嵩文彦「そんな関係」 中上哲夫「牡蠣」 鳴海英吉「女友達」 山本博道「レモン哀歌」 山本みち子「鳩」 萩原健次郎「徒競争」 佐川亜紀「祖父が鶴を折っている」 八木幹夫「浦島太郎考」

●短篇 仲山清「私の切身そして海」★表紙、本文広告 銅版画:市村次郎

●鰐組のおひる 吉原幸子 鈴木志郎康 郷原宏 片岡文雄 経田佑介 山本博道 松井啓子 江盛國友 桜井滋人

 

6月 42

●詩 甲田四郎「故障」 筧槇二「木の葉飴」 愛敬浩一「位置」 嵩文彦「駆けっこ」 金堀則夫「窓」 鳴海英吉「女友達」 指田一「沿岸」 香野広一「引力の仕業なのか」 立木早「おさきに」 阿部はるみ「雨天決行」 萩原健次郎「ザラ目」 山本みち子「ひぐらし」 八木幹夫「大根心中」 相場きぬ子「たまご、まごまご」「呼出し音」 中上哲夫「猫好きに贈る地名一覧」★表紙 銅版画:市村次郎

 

10別冊 誌上パーティ86

●エッセイ 音楽岡崎英生「アイヴスを聴きながら」 萩原健次郎「遊びつかれて日が暮れて」 岡田幸文「ロックンロールを生き抜くための方法序説」 文学奥成達「いま〈詩〉の世界に一番必要なことは、詩人たちの〈詩〉離れじゃないだろうか。」 野坂政司「耳と息とエネルギー」 橘善男「ひたぶるの小舟に揺れて夢はるか」愛敬浩一「残りの人生の最初の一日」堀本吟「わたしのなかのスティルナー」

●創作 童話森真沙子「夢の時計」 ミニオペラ西岡光秋「鳥落としの谷」 短編経田佑介「ベルリンの乳房」 仲山清「堰止湖で遊びましょ」「紙幣の数え方」 小説山本かずこ「事情」 童話中上哲夫「雨男に再会した日」

●随筆 筧槇二「事故の顛末」 鳴海英吉「禁制日蓮宗不受不施派について」 川辺元「ボトル・キープ」 泉たつ子「鼻くそ丸めてポスターに!」 富沢智「日録抄」★表紙 銅版画:市村次郎

 

12月 43

●詩 すみさちこ「食事」中上哲夫「アップアップ」 萩原健次郎「糊の人」 嵩文彦「ランデブー」 鳴海英吉「廣島・念仏」 金堀則夫「単独室」 八木幹夫「冬虫夏草」

●短篇 橘善男「夜汽車」 仲山清「奇骨祭」

●鰐組のおひる 八木忠栄 小川和佑 相場きぬ子 弓田弓子 山口真理子 甲田四郎 市村次郎

★表紙 銅版画:市村次郎

 

1987

2月 44

●詩 立木早「もぬけのから」 野村喜和夫「杭、この未知なるもの」甲田四郎「また故障」 中上哲夫「昆虫記」 八木幹夫「翻訳できない卓爾のりんご」 嵩文彦「人はけなげに」 香野広一「戒名」 鳴海英吉「廣島・王国」 山本博道「巨帯都市を繞って」 山本みち子「やさしい習性 猫」 すみさちこ「ザ・ヨコハマ」 佐川亜紀「生まれた街の小さな川」 館路子「雨中 奇書を走行して冬に至る」

●短歌 八木幹夫「卓爾哀し」

●小説 橘善男「川施餓鬼抄」 飛七里「どうせ飛べないカモメだね」★表紙 銅版画:市村二郎

●鰐組のおひる 吉増剛造 中上哲夫 金堀則夫 富沢智

 

4月 45

●詩 相生葉留実「逃亡者」 鳴海英吉「廣島・ロザリオ」 中上哲夫「鏝と鰻」 中川喜八郎「閉じた部屋」「痕跡」「天門」 相場きぬ子「華麗なるカレイ日和」 筧槇二「止まり木」 山本博道「風の道にて」「セレナードに似せて」 武田多恵子「真夜中の動物園」 八木幹夫「宇宙」 金堀則夫「パフォーマンス」阿部はるみ「黒点」 萩原健次郎「秋吉」 香野広一「地下鉄」 石濃ふみ江「車輪梅縞大島」 嵩文彦「長い航海」

●小説 飛七里「飛ぶ独木舟 眼は炎」

●鰐組のおひる 谷川俊太郎 飯吉光夫 村島正浩 吉岡良一 冨上芳秀 原冬木子 斎藤正敏 吉田義昭

★表紙 銅版画:市村二郎

 

6月 46

●小詩集 愛敬浩一「群馬」

●詩 中上哲夫「土の精」 鳴海英吉「秋・柿」 香野広一「仏陀への道標」 筧槇二「声」 金堀則夫「ての手のて」 山本博道「春は夢なる」 今駒泰成「そのあいだ」 野村喜和夫「霊安」 香山洋子「廃家」 館路子「雨期ならざる日のパラフレーズ」 指田一「食堂」 山本みち子「やさしい習性コアラ」 中川喜八郎「分水界」 石濃ふみ江「居酒屋「ドンタク」」

●鰐組のおひる 新川和江 沢口信治 愛敬浩一 水口洋治 永井孝史 清水鱗造★表紙 銅版画:市村二郎

 

8月 47

●詩 福原恒雄「竦んだ声」 甲田四郎「ためる」 鳴海英吉「へんろみち」 山本博道「永久のたまゆら」今駒泰成「ちんどんリズム」 中上哲夫「くらやみに鰐」 山本みち子「やさしい習性 とかげのしっぽ」 金堀則夫「本当は?」 立木早「少年のことば」 八木幹夫「深川佐賀町一丁目十番地」 石濃ふみ江「ないものねだり」 筧槇二「ショーについて」

●詩集評 中上哲夫「身体の詩学」(福原恒雄詩集『体の時間』)★表紙 銅版画:市村二郎

 

 

1988

1月48

●詩 野村喜和夫「毛呂山」 甲田四郎「覚める」 福原恒雄「寒い部屋」 望月苑巳「無機質なカラーン」 高橋馨「麺棒にのされて消えた女房について」 鳴海英吉「越の女」 筧槇二「金屏風について」 中上哲夫「ワライカワセミ」

●童話 相生葉留実「待っている羊

●小説 仲山清「飛ぶ独木舟 眼は炎」 田中十九郎「ヤサグレ」「塔屋」

●鰐組のおひる 阿部恭久 芦原修二 天野忠 石川逸子 金子秀夫 財部鳥子 武田隆子 鳴海英吉 根石吉久 原田勇男 日原正彦 福原恒雄

 

3月49

●詩 福原恒雄「花の説明」 愛敬浩一「水面の上の乳首」 筧槇二「怖い瞳」 八木幹夫「氷の島に消えた人」 鳴海英吉「つめきり草」 望月苑巳「花」 仲山清「鼠坂下」 香野広一「蝉」 今駒泰成「かぐや姫 または末枯れ」

●散文詩 高橋馨「橡の木」 中川喜八郎「陽のあたる部屋」 山本みち子「風の家」

●小説 弓田弓子「だるまさんがころんだ」 仲山清「飛ぶ独木舟 眼は炎」

●鰐組のおひる 岩成達也 筏丸けいこ 粕谷栄市 高良留美子 寺門仁 中正敏 牟礼慶子

 

5月50

●詩 弓田弓子「猫」 愛敬浩一「演奏について」 根本明「西けらく駅」 福原恒雄「形相」 筧槇二「夕陽」 香山洋子「象の話」 中上哲夫「蝶と鰈」 山本みち子「むし」 長田典子「空気低効率の話」 鳴海英吉「切腹」 仲山清「熱いままでいてくれ」 今駒泰成「某日」

●詩集評 川島洋「三隅浩詩集『烏猫談』をめぐる三つのメモ」

●鰐組のおひる 三好豊一郎 粒来哲三 藤富保男 奥成達 吉原幸子 野村喜和夫 岸本マチ子

 

7月51

●詩 相生葉留実「葬儀のあとで」 愛敬浩一「作品について」 富沢智「顔が揺れている」 長田典子「保健体育」 中上哲夫「魚釣りをすると夫婦円満になるという話」 中森美方「正子の春」 絹川早苗「たとえば あなたが……」 下村康臣「八木邸のガーデンパーティ」 福原恒雄「寸劇プラン」 高橋馨「さらば 惑星よ」 佐川亜紀「家族漂流」 山中従子「夜」 仲山清「腐らないでくれ」

●小説 弓田弓子「誤診

●詩集評 田中勲「愛敬浩一詩集『危草』をめぐって」

●鰐組のおひる 阿部岩夫 荒川洋治 北川透 新藤凉子 山田今次 山本かず子

 

9月52

●詩 愛敬浩一「舞台に着いて」 福原恒雄「蝉しぐれ」「あめんぼ」甲田四郎「道路掃除」下村康臣「庁舎の池の傍で」 山中従子「街」 中上哲夫「看護婦の木」 鳴海英吉「念仏」 香野広一「闇の向こうには」 筧槇二「壊れた人間」 武田多恵子「一日の千の秋」 佐川亜紀「蛍の乱舞」 大家節子「ぼくの会社」 長田典子「苦学」

●小説 仲山清「飛ぶ独木舟 眼は炎」

 

1153

●小詩集 下村康臣『函館詩篇』本のカバーに/名前/ウォーターフロント/高龍寺/入舟町から折り返す

●詩 愛敬浩一「迷路について」 甲田四郎「秋のどん」 福原恒雄「痛痒感覚」 山中従子「休耕地の植物群」 長田典子「あなたのベッドにもこの雨は降っていますか」 中上哲夫「マハシア伝説」 佐川亜紀「電子レンジで朕と過去が解凍する時」 大家節子「R的兆候」

●詩集評 筧槇二「過酷さを見つめるもの」(すみさちこ『透きてくずれず』)

●鰐組のおひる 伊藤比呂美 岡田幸文 高橋順子 三嶋典東 山本楡美子 大家正志 由木しげる 雨宮慶子 津坂治男

 

12別冊2 短篇特集

  弓田弓子「犬が消えた日」 愛敬浩一「駒場公園のトマト」 高橋馨「蚯蚓」 山本かずこ「事情 第2章」 筧槇二「亭の春」 佐川亜紀「箱の中の殺意」 仲山清「電池をかえて愛らしく」

  

 

1989

1月54

●詩 嵩文彦「オジサンの人生」 甲田四郎「呼ぶ」 弓田弓子「猫」 長田紀子「マッサージ」 立木早「春 」福原恒雄「あさ コバルトブルーは高く低く満ちて」 来栖美津子「島へ」 鳴海英吉「念仏」 山中従子「都市」 中上哲夫「日本一VS世界一」 武田多恵子「冬の桜」 筧槇二「残照」 八木幹夫「いろいろ」 山本みち子「自家製マヨネーズ」

●小詩集 今駒泰成『銀めっきのオード』きのこ よ/爪を噛む/墓誌へんぺん/ふたえまぶた/夜なかの調律師/ホイッスル

●小詩集 下村康臣『カラフネ詩篇』千歳空港へ/空槽(カラフネ)/石の駅/種子飛ぶ/駅の眺め

●鰐組のおひる 八木忠栄 小松弘愛 荒船健二 宗近真一郎 岡島弘子 石毛拓郎 筧槇二 加藤健次

 

3月55

●詩 甲田四郎「口をあける2」 福原恒雄「服薬」 下村康臣「多摩川」 筧槇二「渡る」 鳴海英吉「親方」 嵩文彦「あと片付け」 武田多恵子「うさぎ」 中上哲夫「ゼリーの魚」 山中従子「共鳴」 佐川亜紀「土笛を吹く少年」 来栖美津子「魚」 山本みち子「真夜中の過ごし方」 金堀則夫「ワルの始末」

●長編詩 山口真理子「その白い花はなに?」

●詩集評 森菊蔵「覚めた眼のエスプリ」

●雑文 仲山清「貧乏の棒も次第に長くなり」

●鰐組のおひる 新川和江 片岡文雄 村島正浩 小海永二 嵩文彦 鈴木ユリイカ 甲田四郎 水口洋治 長田典子

 

4月56

●詩 弓田弓子「蟻少女」 富沢智「異邦の人事」 望月苑巳「シンデレラの本質」 福原恒雄「雪中返信 」嵩文彦「死んだ旧友」 八木幹夫「愛するきみが死んでしまう夢を見た朝」 筧槇二「小粒の花」 中上哲夫「犬の木」 大家節子「Wave」 香野広一「赤信号」 佐川亜紀「湖の底で」 山中従子「春」 下村康臣「懐かしい老婆のために」

●小詩集 鳴海英吉『サカロフスカ国立農場にて』雪崩/所長/作業・1/作業2/早春/老婆

●雑文 仲山清「深場あり」

●鰐組のおひる 谷内修三 武田多恵子 中上哲夫 一色真理 田代田 青木はるみ 佐川亜紀

 

6月57

●詩 弓田弓子「となって、」 甲田四郎「代わりですます」 福原恒雄「途上の返事」 鳴海英吉「雑談」 香山洋子「夜桜見物」 嵩文彦「ぼろぼろの字引」 中上哲夫「走る棒」 長田典子「森番」 梅田智江「秋のプール」 阿部はるみ「オムレツ」 下村康臣「イコン解題」 筧槇二「花づくし」 武田多恵子「祝婚歌」 今駒泰成「物神慕情」 八木幹夫「擬態」 佐川亜紀「水没・勝瀬部落」 山中従子「交情」

●評論 加藤健次「荒れた心がひしめいて 佐藤泰志『そこのみにて光り輝く』の世界」

●評論 高橋馨「欲動機械についての手紙」

●短篇 仲山清「立ちつくす魚」

●鰐組のおひる 吉田文憲 望月苑巳 小川和佑 荒川洋治 富沢智 高階杞一 阿部はるみ 中村えつこ

 

8月58

●詩 樋口えみこ「あかるい光景」 弓田弓子「三面鏡」 甲田四郎「入れ歯と眼鏡」 福原恒雄「傾いていく海」 荻悦子「迷彩」 筧槇二「ささやかな こだはり」 山中従子「洞」 武田多恵子「怖」 梅田里江「登る女」 阿部はるみ「なまもの」 嵩文彦「湯呑の傷」 中上哲夫「甘い時間」 八木幹夫「東海大学海洋科学博物館のわたし」 佐川亜紀「草取り歌」「金さんのボール」 鳴海英吉「雑談(2)」

●小詩集 下村康臣『四季拾遺』天皇制の所有/羽田空港/四季拾遺/綿毛/通過した者/寄る/既にハトは/言葉散る/そのものの手前で/猫その他/刻限/炎

●評論 高橋馨「垂線と純粋図形の精神」

●短篇 すみさちこ「ほたる」 仲山清「サルビアの駅」

●鰐組のおひる 森真沙子 佐藤泰志 弓田弓子 平田俊子 福間健次 亀田道明 山口真理子

 

9月59

●詩 甲田四郎「九十九菓子店の夫婦」 筧槇二「信楽焼の河童」 下村康臣「公園から来た男」福原恒雄「路上の踝」 荻悦子「ピノキオ」 嵩文彦「ある手紙」 中上哲夫「アブラゼミ」 梅田智江「家礼」 佐川亜紀「宝石」 鳴海英吉「彫る」

●短篇 仲山清「魚に至らず」

 

1160

●詩 甲田四郎「九十九菓子店の夫婦2」 嵩文彦「黒猫クマさん」 筧槇二「帰天」 中上哲夫「バードの人生訓」 山本博道「詩集『風の岬で』の為に或いは秋の風の港にて」 樋口えみこ「ジンを」 八木幹夫「身体詩抄」 梅田智江「砂漠のジジ」 下村康臣「博物誌」 福原恒雄「遅れた蝉」 山中従子「砂のあふれる部屋」 佐川亜紀「コンニャク屋のオヤジが外国語研究者になるとき」

●短篇 仲山清「いちばんつらい場所」

●鰐組のおひる 松岡祥男 山本博道 西岡光秋 上林猷夫 荻悦子 小澤克己 井川博年 福原恒雄 高橋馨

 

1261

●詩 立木早「水門」「古い椅子」 根本明「家族が朝焼けの下で」 五月女素夫「Wrist Watch」 小澤克己「繭」 甲田四郎「三年目・九十九菓子店の夫婦」 中上哲夫「リチャード・ブローティガンを思い出す詩三篇」 山本博道「死の岸辺」嵩文彦「安らかな眠り」酒井信夫「偽電への断章」山中従子「課メン」筧槇二「美しき毒」下村康臣「サンフランシスコ アースクエィク」 福原恒雄「演技」 小田切敬子「すすき猫の丘を」佐川亜紀「一そうの舟」 今駒泰成「ひたすら」 八木幹夫「身体詩抄」

●鰐組のおひる 石原武 秋山基夫 五月女素夫 佐藤文夫 すみさちこ 根本明 坂井信夫 井上弘治 下村康臣

 

1990

2月62

●詩4篇 弓田弓子「雨雨」「目玉焼き」「ゆでたまご」「わたしは鼠さ」

●詩4篇 山本博道「冬の休日」「途方もなく」「広野にて」「風に結んで」

●詩 金子秀夫「あなたはいない」 甲田四郎「豆だいふく」 福原恒雄「深夜ちょっと それは」根本明「手をつなぎ、そこに立っている」 筧槇二「何もない街」 嵩文彦「15年という時間」 下村康臣「小樽詩篇」 山中従子「青空祭り」 鳴海英吉「雑談」 立木早「観音寺」 八木幹夫「身体詩抄」 荻悦子「影・冬」

●訳詩 中上哲夫訳 リチャード・ブローティガン「アメリア・エアハートのパンケーキ」(詩集『西洋藜(あかざ)』1976より)

●雑文 仲山清「くずさないでくれ=水たまりの魚たち/子スズメ」

●鰐組のおひる 粕谷栄市 赤石信久 根石吉久 山中従子 水野るり子 立木早 永井孝史 内山登美子

 

3月63(目次未完)

●詩 弓田弓子「スキャンダル犬」「ねじ」 鳴海英吉「草原」 甲田四郎「約束」 筧槇二「バレー・

ボール」 嵩文彦「詩人のたわごと」 福原恒雄「元気」 高橋馨「虫の観察」 中上哲夫「赤バットや

青バットがぼくらのヒーローだったころ」 

●小詩集 下村康臣「ライトバースの試み十九」

●小詩集 山本博道「旅立ち」「死後の中で」「冬の色」「泥の系譜」「惨事」

●短篇 仲山清「くずさないでくれ」

●書評 恒星知彦「円環と直線と」(高橋馨『透明な臭気となりて』)

 

4月64

●小詩集 弓田弓子 冬のりんご/アジアのある国で/アジアのある国のおばあさんの祈り/きょうがいちばん若い日/ドキンドキン/おだいもく/歌/名詞/メモ/ゆうぐれ

●小詩集 下村康臣『惑星詩篇』正午/惑星/モノレール大井競馬場駅/竹芝桟橋/4丁目プラザ前の

夕暮れ/雨

●詩 山本博道「にがい蔓」「もう一つの夏」 小澤克己「ツンドラの叫び」 山中従子「逃げる窓」 阿部はるみ「タブー性」 原田克子「母は萌黄色の着物を着ていた」「母は藤色のブラウスを着ている」 筧槇二「花疲れ」 中上哲夫「海の足」 嵩文彦「満開の桜」 立木早「なかじまさんのはなし」 福原恒雄「失礼」 今駒泰成「靴の夢」 八木幹夫「身体詩抄」

●訳詩 有働薫訳 クロード・ロワ「風、夜」「野の馬」

●散文 仲山清「ダム湖の奇跡」「墜落」

●書評 中上哲夫「ライト・ヴァースの誕生」(嵩文彦『生きてゆくということのなつかしさ』『台所という宇宙』)

●鰐組のおひる 北川透 粒来哲蔵 藤富保男 泉谷明 近森有造 澤口信治 八木幹夫

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 

6月65

●小詩集 下村康臣「ライトヴァースの試み二十三」

●小詩集 弓田弓子「蛇口など11編の詩」

●詩 古賀博文「男子校の思い出」 山本博道「春霞」「父の法事」福原恒雄「絵のなかで」甲田四郎「時計」小澤克己「燃える女」山中従子「と字」中上哲夫「墓碑銘」阿部はるみ「リフト」嵩文彦「おじさんの怒り」八木幹夫「身体詩抄」有働薫「午後四時に窓を開けよう」

●散文 仲山清「亀を釣る」「竿を釣る」

●鰐組のおひる 小川英晴

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 

766

●小詩集 弓田弓子「わたしはいないなどの14の詩」

●小詩集 下村康臣「作品七掛二」

●詩 根本明「家族は事故に遭った」 甲田四郎「消毒」 山本博道「夏雲」 小澤克己「叫びの季節へ」鳴海英吉「遺言状・三通」 嵩文彦「青空」 福原恒雄「紅鮭を買ってきてしまった今日は 思い出してしまった」 筧槇二「飛行機雲」 荻悦子「渓谷・正午」 中上哲夫「伝聞」 有働薫「家の命」

●詩集評 村島正浩「ムー大陸に雨が降るとは、何故に降るのか に関しての考察」

●鰐組のおひる 高階杞一 川島洋 古賀博文 奥村真 田熊健 愛敬浩一 阿部恭久 山下春代 小柳玲子

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 

9月67

●詩 甲田四郎「鯉」 中上哲夫「悪食」 福原恒雄「むく」 金子秀夫「墨絵「消えた街」を見て」 鳴海英吉「恋文に朱筆」 荻悦子「空の湾 一」 筧槇二「想像について」 原田克子「蔵の歳月」 嵩文彦「青空」 下村康臣「展望台」 有働薫「擬態そのほか」 八木幹夫「疾走する窓」 山中従子「駅」

●紀行 山中幸雄「銚子電鉄・総武本線夏紀行」

●散文 仲山清「焼き切れた男そのほか」「ミルクのめまい」「詩的にわかさぎ」「思い出にレタスを添えて」

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 

1168

●詩 中上哲夫「漢字テストあるいは難読昆虫名一覧」 山本博道「望郷」 甲田四郎「ガンバラナクッチャ」 下村康臣「海と陸の歌」 樋口えみこ「やさしくさびしく陰険な時代だという」 筧槇二「風土病」 福原恒雄「不明」 すみさちこ「いわしの頭」「お道楽」 阿部はるみ「遠望」 松井久子「スナック」 嵩文彦「秋の食欲」 八木幹夫「ぼくはこんなことをだれにいおうとしているのだろう」 山本みち子「無賃橋渡って」 仲山清「くずさないでくれ ―佐藤泰志が、自殺した」

●訳詩 有働薫訳 ジャン‐ミッシェル・モルポワ「子供時代の思い出」「港のビルディング」「墓地の夏」

●図書案内 泉谷栄「アメリカ小説をどうぞ」

●読者からのたより

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 

1269

●詩 山本博道「晩秋」 小澤克己「舌」 鳴海英吉「死んだ女」 松井久子「残暑見舞い」 嵩文彦「晩秋」 福原恒雄「道行」立木早「ねこになる」 甲田四郎「黒豆状の虫」 下村康臣「展望台」 筧槇二「世紀末」 樋口えみこ「がいこくへいきたしとおもいつのりて がいこくへいった」 八木幹夫「冬の蚊はエレベーターに乗ってやってくる」 仲山清「傘をさす場面」 有働薫「蚤」「こねこねねこ」「光のへび」 中上哲夫「解体式」 山中従子「落とし穴」

●ミニ書評 小澤克己「『変容記』が開示する二百年後」(梅田智江『変容記』)

●読者からのたより

★同人詩誌の作品の紹介・転載

 WanigumiTop

1991

2月70

●詩 甲田四郎「ヤモリ」 下村康臣「北見家の娘」 福原恒雄「オレンジジュース」 八木幹夫「或る翻訳家の悩み」 中上哲夫「短詩二篇」 山本博道「小春日和」「生きる」「歳暮」 筧槇二「定年」 山中従子「パイプ」「握手」 嵩文彦「老賢者クマさん」 有働薫「雪の蛍」 仲山清「不幸にくるまれた小さな幸せ」「演歌教室にわか雨」 立木早「しえぐれん らるそん」

●小詩集 弓田弓子『彼の奥さんを含む八つの詩篇』暑中/舌/沼/彼の奥さん・むにゃむにゃむにゃだった/彼に話したいこと/キングコング/夜

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

4月71

●詩 中上哲夫「婚約」 筧槇二「カーテンの陰」 金子秀夫「闇の声」 福原恒雄「食の姿勢」 山本博道「初詣」 甲田四郎「押される」 根本明「思い出の渚」 下村康臣「ハドソン河畔の男」 鳴海英吉「ふるい・うた」 有働薫「ウラン 父の現像」「ウラン 空爆」 田熊健「仮説」 嵩文彦「日曜日の思考」 金井雄二「確認10」 仲山清「パセリとUFO」 松井久子「布団の位置」 佐川亜紀「十月」

●随筆 荒川洋治「銃」

●EKIDEN ESSAY@ 小澤克己「詩の未来」

●鰐組のおひる 吉原幸子 小長谷清実 金子秀夫 相生葉留実

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

5月72

●詩 甲田四郎「黄金の日々」 根本明「思い出の渚2」 弓田弓子「体操」 中上哲夫「かなしみの雲」 松井久子「犬地図」 すみさちこ「夕星」 山本博道「競馬場にて」 福原恒雄「うめ」 立木早「海辺の三つの椅子の主からのたより」 筧槇二「おろし生姜」 冬京太郎「さいわい君とわざわい君」 佐川亜紀「春の土」「二つの星」 青山かつ子「公園」 金井雄二「確認11」 柳光昭「走りつづけています」

●訳詩 八木幹夫訳 レイモンド・カーヴァー「やることがあるんだ」

●EKIDEN ESSAYA 中上哲夫「個人誌よ、おまえはどこへ行ったのだ?」

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

6月73

●詩 永井孝史「日野ブリスカ」 福原恒雄「眺望」「盗る」 筧槇二「犬について」 甲田四郎「息子」立木早「まつり絵」 嵩文彦「おじいさんとお鍋」 佐川亜紀「貝がら道」 中上哲夫「友人一家の家庭内符丁集(抜粋)」金井雄二「確認12」下村康臣「『イコンの方へ』より」 八木幹夫「夜になって」 松井久子「雨がやむまで」 有働薫「うちにこないで」

●散文 仲山清「『ユーホリア』ノート」

●EKIDEN ESSAYB 甲田四郎「個人誌の変化」

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

6月74

●詩 根本明「望郷」 甲田四郎「鮭」 松井久子「マルチーズの鼻」 嵩文彦「母のスケッチ」 福原恒雄「ハンカチ」 筧槇二「濠端のポール」 有働薫「夜の青空」 浜江順子「すべては放尿のごとく」 中上哲夫「むかしむかし」 寺本躬久「自閉」 八木幹夫「十七時間の時差のあるカナダにいる娘に」

●長編詩 下村康臣「巡礼」

●EKIDEN ESSAYC 筧槇二「次には話題を変へてください」

●書評 すみさちこ「人生をひとのみにして」(筧槇二『風葬の夜』)

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

8月75

●詩 望月苑巳「ポパイ君との週刊誌的訣れ方」 弓田弓子「初夏」「さようなら」「視線」「金属」「蛸」 福原恒雄「来意」 甲田四郎「夫婦で寝酒」 山本博道「行く春」 「夜の話」 鳴海英吉「ふるい/うた」立木早「園へ」 筧槇二「玉の肌」 樋口えみこ「着替えの時間(空は冷たい曇り)」 松井久子「伝言板の駅」 金子秀夫「ある距離」 中上哲夫「ツバメがやってくる日」 山中従子「地下鉄にて」有働薫「熱愛」 金井雄二「確認13」 佐川亜紀「父の月」

●散文「『ユーホリア』ノート」

●書評 愛敬浩一「詩は夢のようにはかないか」 野村喜和夫「詩と散文のはざま」筧槇二「一匹狼の好奇的日常」

●EKIDEN ESSAYD 大家正志「ウサン臭い話」

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

9月76

●詩 甲田四郎「極楽寺坂」 根本明「ユーウツなる千葉市2」 福原恒雄「見舞いの夏 まだ路上の葉が邪魔だ」 弓田弓子「蜘蛛」「言った」「家庭科」「救急車」「活け花」 筧槇二「ない」 青山かつ子「川」 松井久子「駆け抜けた犬」「こんな犬にだれがした」 鳴海英吉「不在証明」 中上哲夫「ヒマラヤ的生き方」 有働薫「途上」 高橋馨「浦島」 下村康臣「映画の終り」 原田克子「母と別れた日のこと」 田熊健「一桁のころ」 佐川亜紀「二色のソックス」

●紀行 金子秀夫「法隆寺にて」

●詩集抄 弓田弓子『宇宙の寝室』より 「鱗」「匙」「ケンジさん」「ゆでたまご」「月夜に」「娑婆」

●EKIDEN ESSAYE 金子秀夫「最後に交す言葉」

●EKIDEN ESSAYF 根本明「「我等が願い」って?

 

1077

●詩 甲田四郎「きみしぐれ」 福原恒雄「端書」 根本明「蘇我」 浜江順子「千円札を口にくわえたガキ」 山本博道「義叔父の死」 松井久子「乗換え駅」 筧槇二「なぜだ?」 下村康臣「魚の名前(1)」 佐川亜紀「青い小鳥」 中上哲夫「予行演習」 八木幹夫「はるのもり」 有働薫「孤独について」 原田克子「母と別れた日のことA」

●小説 仲山清「ノートF」

●EKIDEN ESSAYG 永井孝史「読まない理由」

●EKIDEN ESSAYH 望月苑巳「鏡よ鏡、鏡さん」

 

1178

●詩 根本明「ホトに麦だ」 福原恒雄「日影」 中村満子「夕顔」 有働薫「空中家族」 筧槇二「風情あり」 松井久子「犬の維持私の維持」 山本博道「襲い夏」 中上哲夫「短詩に変」 青山かつ子「ずれていく」 八木幹夫「夏の森」 仲山清「ゲテモノポンプ」 石井恭子「花の音」 鳴海英吉「家」

●詩集抄 福原恒雄『おばあさんを盗む』より 「遠近の記憶」「不明の記録」「発見の記録」「同意」「夜半の雪」

●EKIDEN ESSAYI 加藤健次「嫌われてもとごと」

●同人詩誌の作品の紹介・転載

 

1279

●詩 甲田四郎「いなりずし」 福原恒雄「晩集の靴」 浜江順子「雲の宮殿」 鳴海英吉「春画」 樋口えみこ「焼肉ジュウジュウ」 筧槇二「“あ”のかたち」 金子秀夫「また いつの日に会える」 中村満子「日」田熊健「長い影」 松井久子「川のある風景」 下村康臣「腐敗する鳥」 金井雄二「確信16

●詩集評 村山精二「「老い」と「女」の完成」(すみさちこ『卵料理』)

●EKIDEN ESSAYJ 神尾和寿「詩は、文化に非ず」

 

1992

1月80

●詩 根本明「そこから迷路の渦が」 甲田四郎「きみしぐれ・2」 福原恒雄「おーい おい おい おい」 樋口えみこ「キスについて」 筧槇二「生きもの誌」 金子秀夫「台風が来た秋に」 森谷敬」秋のトルソ(1)」 中村満子「繰言」 佐川亜紀「夜空から羽が」「幻の家」 下村康臣「魚の名前(3)」 石井恭子「虫」 松井久子「約束」

●掌編 仲山清「卵を添えたタンポポ・サラダ」

●EKIDEN ESSAYK 愛敬浩一「困惑と喜びの網目を抜けて」

●受贈誌を読む★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

2月81

●詩 甲田四郎「帰郷」 水島英己「いつわりの草子」 福原恒雄「黄色い薔薇のある花瓶」 金子秀夫「火祭り」 田中郁子「松の木の下から」 筧槇二「美しい蛾」 浜江順子「なま煮えのからだの」 松井久子「代理の女」 中村満子「再び猫」 下村康臣「魚の名前(4)」 鳴海英吉「シベリヤ」

●EKIDEN ESSAYL 鳴海英吉「死体なき映像」

●受贈誌を読む★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

3月82

●詩 水島英己「マヤとマユに」 筧槇二「初辨天」 甲田四郎「弥生堂さんの鶏小屋」 鳴海英吉「白菜」 山中従子「四角山」 下村康臣「ホテル界隈」 森谷敬「秋のトルソ(2)」 中村満子「元日」 仲山清「なべ」

●小詩集 福原恒雄『木偏』どこかに/耳だけで/不釣合い/命名/そんな木

●評論 根本明「『氷見敦子全集』 分離する自己のドキュメント」

●EKIDEN ESSAYM 田熊健「無力論の陥穽」

●EKIDEN ESSAYN 雨宮慶子「声の墓場に神経を」★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

 

4月83

●詩 根本明「穴川区」 立木早「部屋」「むこうのひとをみる」 甲田四郎「設計図」 樋口えみこ「行くよって言ったんだから行かなくちゃだめじゃないか」 筧槇二「ほほゑみ」 鳴海英吉「春・念仏」 田中郁子「もくれんの花」 山本万貴「身の丈」 松井久子「顔」 福原恒雄「杭」 小澤克己「遺書」 絹川早苗「人」 田熊健「のむ」 中村満子「避妊手術」

●小詩集 弓田弓子『自己紹介をふくむ20の詩篇』

●EKIDEN ESSAYO 野村喜和夫「詩/経験/狂気の郊外」

★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

5月84

●詩 筧槇二「学問」 田中郁子「壁」 樋口えみこ「かなしい性交」 福原恒雄「切口」 松井久子「回転ドア」 山本万貴「君の勇気の程が羨ましい」 中村満子「遺産」 仲山清「月ヶ瀬村の月」

●散文詩 立木早「留守の家」 山中従子「峠の上で男は待っていた」

●随筆 妹尾起作「東京ディズニーランド二人旅」

●紀行 山中幸雄「上越線吹雪紀行」

●紀行 仲山清「逝く夏、逝かぬ夏」★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

6月85

●詩 鳴海英吉「孫たち」 筧槇二「染み」 福原恒雄「笑う花」 樋口えみこ「4月」 八木幹夫「こわいもり」 森谷敬「色彩」 田中郁子「しろい樹」 山本みち子「きらら旅館(1)」 中村満子「嗤った人へ」

●長篇詩 下村康臣「K・N・S・G・M・Mへの手紙」

●散文 仲山清「ノートF」★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

 

7月86

●詩 甲田四郎「昔の男」 福原恒雄「木偏(2)」 筧槇二「サーカス」 山本博道「死の五月」 田中郁子「竹やぶ」 松井久子「散歩をする女」「犬と暖房」「似たもの同士」 笛吹景子「公園」

●散文 妹尾起作「我が家のペット達」 仲山清「ノートF」★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

 

8月87

●詩 山本みち子「きらら旅館2」 山本博道「生きる」 甲田四郎「出る」 鳴海英吉「誕生」 服部たく「爪」 福原恒雄「夢の果実」 田中郁子「ヤブ椿」 松井久子「マイ・ベスト・アクター」

●散文 笛吹景子「白骨公園」

●エッセイ すみさちこ「猫か鳥かに」

●詩集評 岩淵欽哉「みのちゃん、しのちゃん夫婦の屈折する世界」(甲田四郎『九十九菓子店の夫婦』)

★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

 

9月88

●詩 甲田四郎「草もち」 根本明「バード」 山本みち子「きらら旅館3」 筧槇二「私娼考」 福原恒雄「水が囲む夢のまくら辺」 田中郁子「ちんもく」 中村満子「弥次馬」

●散文 笛吹景子「白骨公園 幼獣」 仲山清「ノートF」★写真(表紙・目次・本文カット)Sichi-Ri

 

 

1089

●詩 甲田四郎「星」 筧槇二「心寺」 服部たく「おはなし・牡蠣」 山本博道「死の七月」 平田好輝「海の見える夕暮れ」 鳴海英吉「夏・念仏」 福原恒雄「八月に風鈴」 中村満子「狩(3)」 瀬戸英公「休みの日は、神社で眠る」 下村康臣「『認識の歌』より」

●散文 仲山清「ノートF」★写真(表紙1、2・目次・本文カット)Sichi-Ri

●読者からのたより

 

1190

●詩 服部たく「子守唄」 田中郁子「集落」 望月苑巳「友情バーゲンセール」 筧槇二「新たなる銃後」 山本博道「覇旅」 甲田四郎「金庫番」 山中従子「その樹」 平田好輝「遠くからの声」 森谷敬「六月の錘」 中村満子「ひとのはなし」 田熊健「落書」

●長篇詩 下村康臣「サティスファクション」

●小詩集 福原恒雄『木偏B』★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

●読者からのたより

 

1291

●詩 田中郁子「蛾」 山本みち子「きらら旅館」 根本明「スタジアム」 甲田四郎「白衣を脱ぐまで」佐藤真里子「僕を君の」 立木早「胡桃」「柔らかいからから」 鳴海英吉「秋・念仏」 田熊健「骨の見た夢」福 原恒雄「おばあさんになって」 服部たく「未知1」 石井恭子「流れ星」

●小詩集  下村康臣『旧詩帖(T)』

●短篇 仲山清「氷頭」

●読者からのたより★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

1993

192

●詩 田中郁子「再会」 下村康臣「リサ、リサたち。」 服部たく「未知2」 筧槇二「老兵の敗北」 石井恭子「椋鳥座」 田熊健「禍い」 佐藤真里子「痛みのはじめに」 甲田四郎「無口」 福原恒雄「いしやーきぃも」

●詩集評 大瀬孝和「妖怪の罠にはまって……」(高木秋尾『多摩三郎』を読む)

●随筆 石毛拓郎「遠い夏の遺影」

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

2月93

●詩 下村康臣「魚の名前」 服部たく「未知3 汚れ」 鳴海英吉「冬・念仏」 筧槇二「完全主義者の憂鬱」 佐藤真里子「復活」 福原恒雄「朝、電車駅のプラットホームで」 根本明「チバブルーズ」 甲田四郎「りんごの食べかた」

●散文 仲山清「帰巣」★写真(目次)Sichi-Ri

 

394

●詩 青山かつ子「村」 服部たく「未知4 どこかに」 望月苑巳「幻日のナルコレプシー」 山本みち子「きらら旅館5 穴」 田中郁子「ワラビ」 佐藤真里子「午前四時の星たちと」 下村康臣「佐藤理髪店」 甲田四郎「前のほう」 根本明「スキャン、ダル」 福原恒雄「いわれなく若くてしあわせもン」 山本博道「野のあたプり」

●散文 すみさちこ「花のやまんば候補生」 高木秋尾「二日酔いの自転車」

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

495

●詩 高橋馨「更に続いている公園」 立木早「往還」「コスモス」 平田好輝「助けて!」 田熊健「砂丘」 山本博道「冬の一日」「風の歌」 福原恒雄「少年記(吹雪)」「ゆで卵」 絹川早苗「短詩二篇」 田中郁子「ノドの地」 佐藤真里子「不確かな冬」 筧槇二「舌長鐙の顛末」

●エッセイ 下村康臣「ノート(1)」

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

596

●詩 福原恒雄「笑う殻」 柳生じゅん子「鳩について」 服部たく「未知5 赦し」平田好輝「内緒?」 尾崎幹夫「落ちる夢」 筧槇二「餌について」 佐藤真里子「鳥」田中郁子「生涯」 下村康臣「燃える泥」 松井久子「つながれて」 葛西洌「百鬼曼陀羅3、4」

●掌篇 仲山清「紅葉狩り」

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

697

●詩 柿沼徹「猫の歯グキ」 尾崎幹夫「体内の町」 鳴海英吉「道念仏」 石井恭子「章魚」 福原恒雄「訪問記」 下村康臣「燃える泥」 望月苑巳「夢を見る木」服部たく「未知6 復讎」 田熊健「美談・女男同権・リズム」 筧槇二「鯖のやうな男」山本みち子「きらら旅館 影絵」 田中郁子「水の頁」 甲田四郎「エー」 山本博「桜の下で」 佐藤真里子「星夜」 

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

798

●詩 山中従子「ただいま温度は上昇中」 尾崎幹夫「七面鳥」 下村康臣「燃える泥」福原恒雄「少年記・花のした/動体/噛んでしまったので」 筧槇二「またの」 佐藤真里子「<あどりぶ>でオルフェウスと出逢った」 甲田四郎「賽の川」 田中郁子「クヌギ林」 望月苑巳「夢を見る木」(前号訂正・再掲載)

●短篇 仲山清「豆類」★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

899

●詩 尾崎幹夫「ガキの来意」 石井恭子「軌跡」 八木幹夫「日記もアルバムも恋も」田熊健「新宿西口蛙の目」 高木秋尾「ストレッチ体操などして」 平田好輝「訪問」 麦朝夫「身代わり」「黒猫」 田中郁子「食事」 佐藤真里子「オルフェウスから重い手紙が届いた」 福原恒雄「川面俯瞰」 下村康臣「燃える泥」 松井久子「道連れ」

根本明「生誕」 山本博道「風の中で」

●創作 仲山清「橋・る1 紙の耳」

●エッセイ 金子秀夫「帰路の詩人― 鈴木繁雄詩のこと」

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

9100

●詩 立木早「恋唄」 甲田四郎「交差点」 尾崎幹夫「フィラメント」 田中郁子「仮象」  平田好輝「母の名」  高橋馨「漂流」  麦朝夫「オロロン鳥」 葛西洌「百鬼曼陀羅8・9」 佐藤真里子「オルフェウスと海の陽を見ていた」 福原恒雄「何だぁ!」

●創作 仲山清「橋・る2 赤い旋律/脳の蛍」 

●近況 甲田四郎 尾崎幹夫 筧槇二 葛西洌 佐藤真里子 石井恭子 佐藤真里子 すみさちこ 金子秀夫 下村康臣★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

10101

●詩 甲田四郎「ひげ」 福原恒雄「背」 筧槇二「殺戮の夏」 山本博道「雨の街で」「死を生きて」「かなしみ」」「さむい夏」 平田好輝「会話」 鳴海英吉「寒念仏」 尾崎幹夫「魔女が来た」 葛西洌「百鬼曼陀羅1011」 佐藤真里子「<あどりぶ>で噂話を聞きすぎて」

●創作 仲山清「橋・る3 三つ目/静かなる波」

●近況 立木早 福原恒雄 田中郁子 鳴海英吉 高木秋尾

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

11102

●詩 尾崎幹夫「ともだちが来た」 服部たく「おはなし・塩」 田中郁子「朱」 八木幹夫「秋の遺言」 平田好輝「幼時・ボウケン」 山本博道「夏のスケッチ」「ヴェネツィアン・ガラス」 筧槇二「食欲の秋」 田熊健「海」 佐藤真里子「二個のボタンのわたしオルフェウスと泳いだ」 松井久子「私に似た人」 福原恒雄「真夏のサル」「サルの真夏」

●創作 仲山清「橋・る4 迷宮の蛍/見えざるものの故郷とでもよぶべきか」

●詩集紹介 堀口定義「詩集「幼葉」について」

●近況 八木幹夫 山本博道 望月苑巳 服部たく 山中従子

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

12103

●詩 田中郁子「マサエの世界・あるいはキャベツ」 平田好輝「恐怖」 山本博道「マルガリータ」「秋の底で」「池袋の夜」 佐藤真里子「ただ愛だけがとオルフェウスは歌った」 麦朝夫「指をさす」「展示」 甲田四郎「十五夜」 中原道夫「水子地蔵で」 

●創作 仲山清「橋・る5. 帰郷」 根本明「チャイルド」

●評 金子秀夫「福田正夫句集『冬木立』を読む」 

●近況 山本みち子 松井久子

●読者からの手紙

●小詩集 弓田弓子「赤い物体そのほかの詩篇」

 

1994

1104

●詩 甲田四郎「階段」 平田好輝「仲間」 福原恒雄「食べたがる」 田中郁子「偶然」 鳴海英吉「雲・念仏」 中原道夫「定期乗車券」 佐藤真里子「魂の氾濫」

●詩集案内 高橋馨「川島洋詩集『舌・吊り革』を読む」

●短篇 仲山清「その手は食えぬ」

●近況 粒来哲蔵 奥成達 石毛拓郎 小池昌代 野村喜和夫

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

2105

●詩 葛西洌「百鬼曼陀羅」 田熊建「のぞき」 福原恒雄「怒音」 平田好輝「わがヰタ・セクスアリスより」 山本幸子「風邪っぽくて」 佐藤真里子「真夜中の屋根の上のピクニック」 筧槇二「喘息の冬」 甲田四郎「ふつうだから見な」 金子秀夫「無言の鏡」 弓田弓子「そのころ」

●短篇 仲山清「パパのお嫁さん」

●近況 田中房太郎 粕谷栄市 水野るり子 池井昌樹

●読者からの手紙

 

3106

●詩 平田好輝「怪しい奴」 山田英子「烏相撲」 有働薫「去年今年」 田中郁子「わたしの側」 田熊健「証明」 麦朝夫「好きな席」「乗り捨てて」 福原恒雄「とびこんでくる」 弓田弓子「そのころ」 佐藤真里子「としのはじまりに日に」

●近況 小柳玲子 野沢啓 弓田弓子

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

4 107

●詩 筧槇二「傷を持つ町」 相生葉留実「詩は書けなかった」 平田好輝「その町での用事がすんで」 福原恒雄「虫」 尾崎幹夫「眼球の曠野」 甲田四郎「ふつうが大事」山田英子「京の年中行事 梅花祭」 山本幸子「山上の池(ゴサインクンド)」

●読者からの手紙

 

108.109は欠番(発行されていません)

 

5 110

●詩 弓田弓子「地図/骨骨/鳥が来た/一粒は」 柳生じゅん子「冬の窓に」 尾崎幹夫「やまんばが来た」 鳴海英吉「恋わずらい」 服部たく「未知7 ポプラ」 すみさちこ「新しい世界」 平田好輝「口癖」 佐藤真里子「狂ってもっと狂ってよオルフェウス」 山田英子「ひなまつり」 福原恒雄「きんぎょ一人」

●近況 八木忠栄 川島洋 山田英子 麦朝夫 相生葉留実

●読者からの手紙

●コラム★写真(目次)Sichi-Ri

 

6 111

●詩 福原恒雄「祝祭通信」 平田好輝「恩師からの手紙」 水野るり子「冷凍庫の空」 佐藤真里子「硝子の城」 田中郁子「三月のスープ」 山中従子「ウィルソン株」甲田四郎「階段の下」 根本明「何、起、」 

●散文 仲山清「ノートF」 すみさちこ「美男におわす」

●近況 西岡光秋 一色真理 柴田千秋 神尾和寿

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

7112

●詩 田熊健「こわれていく夏に」 山本幸子「はい」 川島洋「そんな一日だった」 平田好輝「問い」 望月苑巳「鳥肌のたつ場所」 下村康臣「供犠」 よしかわつねこ

「きられる」 山田英子「プランター」 佐藤真里子「変換」 福原恒雄「まばゆい朝の連絡先」 弓田弓子「そのころ」 尾崎幹夫「マッチ売り」 田中郁子「一週間のシャクナゲと」 筧槇二「詩人」

●近況 西村博美

●読者からの手紙

 

8113

●詩 下村康臣「地上」 田中郁子「吾木香の野」 平田好輝「小町通りの」 山田英子「たま迎え」 甲田四郎「風呂屋の煙突」 立木早「つぼむつぼみ」 笛吹景子「花ざかり」 川島洋「砂」

●散文 仲山清「ノートF」★写真(表紙・目次)Sichi-Ri 

 

10114

●詩 葛西洌「10年後」「砂漠から来る働き蜂」 八木幹夫「れんこん」 福原恒雄「小走りの日」 平田好輝「よく分からない素晴らしい話」 よしかわつねこ「初心者だか

ら」 佐藤真里子「聖水・汚水」「誰かがオルフェウスを引いている」 田中郁子「あれはわたしの」「インゲンの村」 甲田四郎「ぼうとする」 笛吹景子「風のあとには橋

が」 山中従子「床の下に」 山田英子「祇園祭」 田熊健「おゝ・それみよ」 石川為丸「すっぴん」 筧槇二「なほ生きて 酒」 根本明「神隠す、夏 かわたれを」 弓田弓子「僕には」「「ことば」が」「花束」「怖かったさ」「目と頭」「下駄」「危ない

な」「スズメよ」「ね」

●コラム 仲山清

●読者からの手紙

 

12115

●詩 福原恒雄「口吻」 よしかわつねこ「欠け芽ばかりで」 山田英子「嵯峨のお松明」 平田好輝「中桐さん」 貞久秀紀「菊」 田中郁子「国境」

●ワニ・プロ新刊から 高橋馨・甲田四郎・筧槇二

●書評 松本衆司「高橋馨の手法による物語」(自由線画へのおさそい)

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri


1995

1月116

●詩 下村康臣「泣く言葉」 鳴海英吉「鳩の街1」 田熊健「物証」 平田好輝「ある触目・呆然」 山田英子「瑞饋祭」 中島公代「初恋」 佐藤真里子「ネジ巻き時計巻きすぎて」 田中郁子「旅立ち」 甲田四郎「炒り豆」 弓田弓子「ゴリラの木」「金木

犀」 福原恒雄「今年もめでたく 声」

●書評 大橋政人「方法の上に「昔の男」がいる」 こたきこなみ「ここより永遠にいなくなる」(以上、甲田四郎『昔の男』評) 佐藤正子「真っ当な大人の詩の軌跡」(筧槇二『鯖のやうな男』評)

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

2月117

●詩 よしかわつねこ「見えない」 尾崎幹夫「かもじ」 平田好輝「分からず屋」 田熊健「除夜の鐘」 筧槇二「お化けたちの悲哀」 山田英子「終いこんぴら」 田中郁子「ろう梅」 甲田四郎「手を出す」 福原恒雄「呼名」 立木早「北川・碇屋」

●コラム 仲山清「交通事故をモザイクにした犯罪の描きかた」

●読者からの手紙

●おひる 筧槇二 甲田四郎 石川為丸 山田英子 鳴海英吉

 

3月118

●詩 望月苑巳「植物気配」 尾崎幹夫「おそうしき」 下村康臣「三つの作品論」 平田好輝「音」 福原恒雄「アイドルの歌は耳の奥へ駆け込んで」 仲山清「まるめないでくれ」 貞久秀紀「ぎふ」 佐藤真里子「ミルキー・ウェイ」

●散文 仲山清「ウインカーを消しにいった男」

●おひる 高木秋尾 中上哲夫 貞久秀紀 立木早 尾崎幹夫

●読者からの手紙

 

4月119

●詩 山田英子「初弘法」 平田好輝「精進落とし」 下村康臣「トウォネラの白鳥」 田中郁子「出合う」 佐藤真里「第三惑星」 福原恒雄「球形の夢」 甲田四郎「呼ぶ」立木早「たひほ」

●散文 仲山清「みみずどのの水辺」

●おひる 谷内修三 阿賀猥 加藤健次 宮野一世

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

5月120

●詩 下村康臣「リルケとヴァレリイ」「惑星ソラリス」 平田好輝「天才K氏」

石川為丸「四月ばか」 福原恒雄「過去の男に」 甲田四郎「セールスマン」

弓田弓子「泡立つなあひとりごと」「これ(私)を放せ」

●散文 福田美鈴「資料の行方」 仲山清「春は、アンテナ」

●おひる 望月苑巳 佐藤正子 相沢正一郎 大家正志 田中郁子

●読者からの手紙★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

6月121

●詩 服部たく「オブジェ」 平田好輝「亡父と」 筧槇二「猫と人間」 斎藤直巳「大鯰讒謗」 山田英子「十三まいり」 福原恒雄「石のそばには林檎」 佐藤真里子「鳥たちが帰った日に」 中島公代「アルバイト」 笛吹景子「スルメと呼ばれた男」 阿蘇豊「点景」「鯵の干物」

●おひる 青木はるみ 渋谷美代子 岡島弘子 こたきこなみ 鈴木ユリイカ「黄身」 平田好輝「寝ていた女」 佐藤真里子「ネアンデルタール人のように

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

7月122

●詩 山田英子「みなづきを食べる」 甲田四郎「花の季節」 福原恒雄「猫像」山中従子「春」 よしかわつねこ「愛について・5.」 下村康臣「地下街の風景」 尾崎幹夫「黄身」

●コラム 仲山清「みずのなかのとまどい」 

●小特集 佐藤彰吾 詩集『有情』より

●おひる 小池昌代 水野るり子 中島公代 川島洋★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

8月123

●詩 よしかわつねこ「石の働き」 石川為丸「ゴーヤーチャンプルー」 平田好輝「今も?」 阿蘇豊「帰省」 筧槇二「MENU」 尾崎幹夫「さむい電車」 服部たく「ニコシデ」 弓田弓子「約束の時間ほか」 原田克子「詩集『クラッスラに花が咲く』より」

●散文 高橋馨「岩手山」

●詩集評 田中房太郎「世界を変える鮮烈な詩の「眺め」」(福原詩集『生きもの叙説』) 柏木義高「《詩の出発》をたずねて」(原田詩集「クラッスラに花が咲く』

●おひる 山本かずこ 服部たく 八木幹夫 福原恒雄 山中従子

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

9月124

●詩 大橋政人「ダービー」 川島洋「遠方凝視」 下村康臣「ここ、昼と夜」 田熊健「テンランダコの詩」 尾崎幹夫「女の子」 平田好輝「友人」 麦朝夫「隠れ家」 福原恒雄「訛」 佐藤真里子「かけっこ」 田中郁子「マサエの世界その2」 弓田弓子「文具 そのほかの詩」 よしかわつねこ「明白である(置碁の星)」

●おひる 石毛拓郎 粒来哲蔵 石川逸子 奥成達 財部鳥子 福間健二

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

10125

●詩 筧槇二「ひでり」 尾崎幹夫「液体」 平田好輝「出棺」 阿蘇豊「結び目」 麦朝夫「おそるべき」 津坂治男「千手」 福原恒雄「旧盆」 甲田四郎「若い靴音」 弓田弓子「ぴかぴかにぴかぴかに 知ってる ふん 家の中 同居」

●散文 仲山清「「おい、ちょっと来い」と奴を呼んだ」

●おひる 田中房太郎 西岡光秋 八木忠栄 弓田弓子 山本博道 村島正浩

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

11 126

●詩 尾崎幹夫「齧る」 貞久秀紀「空蝉」 服部たく「欠け」 津坂治男「パラダイス」 下村康臣「舟」 平田好輝「朝のプラットホームで」 弓田弓子「ねむいねむい」 福原恒雄「笑話」 立木早「四人の家族」 山中従子「花筏」 原田克子「夜話し」「爪切り」 斎藤直巳「階段」

●散文 仲山清「「おい、ちょっと来い」と奴を呼んだ」

●おひる 粕谷栄市 山口真理子 山本楡美子 小柳玲子 一色真理 原田克子 大瀬孝和★写真(表紙・目次)Sichi-Ri

 

12127

●詩 平田好輝「大木さんの」 尾崎幹夫「しゃぼん玉」 立木早「頭足人」 甲田四郎「雲」 田中郁子「クズの原」 佐伯多美子「STRIP」 佐藤真里「カヌーに乗って」 福原恒雄「膏薬の情報」 弓田弓子「あぶないぞ」 下村康臣「北見家の人々」 

阿蘇豊「階段」 津坂治男「虫」

●詩集評 高木秋尾「<罪>を語りつぐ<ことば>と<摩文仁>」(大瀬孝和『暗い夜の縞馬』)

●おひる 松本衆司 森原智子 山中真知子 駒田克衛 平田好輝 雨宮慶子

★写真(表紙・目次)Sichi-Ri