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日録 チョウの飼育
●本文内の画像はクリックで拡大します。
20088.20~9.15
8/20 水 午前6時20分ごろ、シロダモの葉のヘリでジャコウ6匹目脱皮、サナギ化。
尾部を固定するまでの動き約10分。
脱皮直後の脱皮殻はフランネルふうに手ざわりやわらか、のち固まり、ごわごわになる。
1.カラダを揺らし尾部を葉のヘリにつけようとする 2.葉のヘリに尾部がつく
3.カラダを揺らしながら尾部を固定しつつ… 4.糸が腹部から胸部にかかるようカラダをずらす
5.この姿勢でしだいにカラダが固まっていく 6.脱皮直後の殻はフランネルふう
注:シロダモの葉(小枝)はサナギへの兆候を見て飼育箱に入れたもので、食草ではない。
サナギ化の場所が<平面>でないのは予想外のことであった。
クロアゲハ幼虫2p回復せず終結。
午後4時15分ジャコウアゲハ、庭のウマノスズクサに産卵。紅色の卵4個確認。食草の活着そのものが心配だったが。
高須、ウマノスズクサ4株採取、鉢植えの試み。
袋シロダモの幼虫の動き活発。茎の根もとを往復し、成長した一枚の葉の定位置へもどる。もう一匹はおとなしく若葉の上に陣取る。
8/21 木 午後12時40分にジャコウの卵を計15個確認。
第二陣A4匹のアオスジにシロダモを丘から採取。葉の一枚にアオスジ幼虫の定位置をしめす綿毛がある。樹に幼虫もしくはサナギがある可能性。
木炭にすがっていたジャコウ終齢幼虫1匹不明。ふたを開け放ったわずかな時間にスズメか。
Aのアオスジ1匹が、かごを抜け出し、台裏でサナギ化へ。
8/22 金 ネット「幼虫図鑑」そのほかで確認し、飼育箱のゆずの葉で成長してきた幼虫をナガサキアゲハと同定。<7月30日クロアゲハがボタンに産卵。8月2日孵化>もしくはそれ以降の孵化、幼虫採集の一など、後日、記録まとめ。
ナガサキアゲハは生息域が北上しているとのことだが、茨城でもすでに生息が確認され、東北地方にも及ぶという。
photo:2008.8.22 体長50mm 右上もナガサキアゲハとおぼしき幼虫5mm 写真は縦長のものを横にしている
8/23 土 午後1時すぎ、ジャコウアゲハ孵化。活着もあやしげなウマノスズクサで育つのか。 さらにジャコウの卵、計16個確認。
photo:2008.8.23 PM1:13 体長1.6mm 卵径0.8mm
8/24 日 きのう孵化したジャコウアゲハ、姿なし。午前8時アオスジアゲハ最初の羽化、同25分、飼育箱から飛び立つ。もっとも遅いサナギがもっとも早い羽化。やんま工房シロダモのゆりかごに記事と写真。サナギの色、さほど黒ずみなし。ジャコウの卵32個確認。
ルリタテハ幼虫採集。アオスジAサナギ化始まる。19日のクモ=クモ蟲画像掲示板への問い合わせで判明=コゲチャオニグモ
8/25 月 午前ジャコウ孵化3。
photo:2008.8.25 AM8:25 体長2.5mm
8/26 火 午前ジャコウ幼虫2確認。きのうの孵化か。幼虫計5。ナガサキアゲハ、サナギ化への動きか、ガラス容器に入れ替え。ナガサキアゲハ幼虫2採集。
8/27 水 ジャコウ孵化1。ナガサキアゲハ、サナギ化始まる。【写真】
photo2008.2.28 ナガサキアゲハ幼虫
8/28 木 ナガサキアゲハ、幼虫の色のちがい。
photo2008.2.28 ナガサキアゲハ幼虫
8/29 金 ナガサキアゲハ、サナギ化。動きあり。蛍光色のみどり。2週間ほどで羽化するらしい。
photo2008.8.29
アオスジアゲハ1サナギ化、飼育箱。
飼育箱に数ミリの虫入り、サナギにひそむ。
アオスジサナギからハエ。ショック
色の悪いほかのサナギ廃棄。ウマノスズクサ採取=高須橋。
8/30 土 飼育箱解体=羽化可能性あり3体そのまま。ナガサキ、サナギかたまる。ナガサキ幼虫離れ出窓へ移動。
8/31 日 正午までにジャコウ羽化。5体目のサナギ化から12日。キアゲハ、アシタバに産卵。飼育箱作り直し。ジャコウ1サナギ化。ジャコウ1終齢。ゆるやかな成長ぶり。ルリタテハの速い成長。アオスジアゲハ1サナギ化、飼育箱。アオスジ幼虫残り1。
9/1 月 午前8時までにジャコウ2匹ほとんど同時に羽化。大きさ、腹部の色の違い。新利根川豊田公園。ジャコウサナギ2体、ホトトギスから箱へ移動、あざやかな黄色。
9/2 火 羽原、アオスジイトトンボ♂♀。ジャコウ、サナギ化(うまのすずくさ) ジャコウ・サナギ計3体。アオスジ4体。
9/3 水 岡堰、水道橋(つくばみらい市)、ツユムシ、コスモス。 ジャコウとぶる。
9/4 木 ジャコウ、サナギ化(うまのすずくさ) ジャコウ・サナギ計3体。アオスジ4体。
9/5 金 ウマノスズクサ高須、ユズの葉羽原。
9/6 土 にらの花、センニンソウ。
photo2008.9.5〜6 【左】が脱皮して→【右】1日後、サナギ化
9/7 日 羽原トンボの休耕田、水なし。ハグロトンボ、クズの花。
9/8 月 ナガサキアゲハ午前6時50分までに羽化。第1号。8時半、はねをひろげる。開張約14p。8月29日〜31日にかけてサナギ化したもの。某ブログでは約2週間で羽化とあったが、少し早めか。
photo2008.9.8 09:08 ナガサキアゲハ
サナギ化およそ1週間後のルリタテハがカラダをうねらせるのを初めて見る。
9/9 火 ナガサキアゲハ3体サナギ化はじまる。ルリタテハサナギ化つづく。羽原アオスジイトトンボ。くずの花。カラスウリ。写真文字入れ。ウマノスズクサ鉢から庭へ植え替え。
9/10 水 ナガサキアゲハ3体サナギ化。鳥かごの針金に合わせて灰色、小さい。 ウラギンシジミ。写真文字入れ。英文Yahooの翻訳。
9/11 木 午後、雨中ジャコウ6孵化。
9/12 金 朝8時半までにルリタテハ2匹羽化。ユズの木植える。
9/13 土 成田市坂田ヶ池。カラスウリの花咲かせる。
9/14 日 アオスジアゲハのサナギ、色変化。あすあたり羽化のもよう。カラスウリの花。ウマノスズクサ植える。
9/15 月 午前5時25分までにアオスジアゲハ羽化。午後2時までにルリタテハ羽化。ジャコウ孵化、初齢10数匹。最初の脱皮殻5ミリぐらい。
photo2008.9.15 07:55 アオスジアゲハ